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現在進行中
3-1: 第3者鑑定とその
3-2: A氏の同門建築家
3-3: 鑑定報告書で・・1
3-4: 鑑定報告書で・・2
3-5: 報告書のトリック
3-6: 鑑定人はどの・・1
3-7: 鑑定人はどの・・2
3-8: 屋根の施工管理と
3-9: 耐力壁-レントゲン室
3-10:眠られぬ夜・・・・

第3章-10:眠られぬ夜・食べられない日々

レントゲン室外壁に大きな穴が開いていることが判明してから、頑固な頭痛、不眠、食べ物がのどをスムーズに通らずつかえるような感覚に襲われるようになりました。

建物に多くの欠陥があることが判明してすでに2年以上が経過し、不眠と食欲不振は日常の経験になっていましたが、鑑定で明らかになった現実の姿は、それらにさらに追い討ちをかけるものでした。

調査をすればするほど被害範囲は拡大し、被害程度も加速度的に進行しつつあることも明らかになりました。

それでも裁判を闘うなかで、心のどこかに幾分かの余裕がありました。建築の専門家集団が公平に鑑定を行ったからには、建築関連の法令や技術基準を厳密に踏まえて、それらを誰の目にも分かるように引用しつつ鑑定報告書が提出されるものと信じていたからです。

日本のツーバイフォー建築を根底から揺るがすことになりかねない技術基準が独創されようなどとは夢にも考えてはいませんでした。

平成12年3月24日付の第三者鑑定報告書を目の前にして、私は初めて一連の経過をHPとして世に問うことを考えるようになったのです。しかし、私が自分のサイトを持たねばならないと決心した最大の理由は別にありました
(つづく)