第4章-1:豊穣の1年

昨年12月19日に第3章を終了してちょうど1年が過ぎました。
その間、裁判を通じて多くの収穫があり、平成10年7月15日提訴以後4年有余の中で、私にとってはもっとも実りの多い1年でありました。

1年間の休筆にもかかわらずアクセスしてくださったユーザーの方々に感謝いたします。
再開にあたり、この間の出来事についての概要をお伝えいたします。

○建築学上の論争
1.原告申立による補充調査および報告書提出(一級建築士Ω氏)
2.C建設株式会社(施工管理者)申立による補充調査および報告書提出(私立F大学工学部建築学科S教授)
3.C建設株式会社現場監督D氏への尋問2回終了
4.設計監理者A氏作成の陳述書(2回提出)と同氏への尋問2回終了
5.〇〇藤吉本店部長N氏(金属屋根担当)の陳述書提出と同氏への証人尋問
6.原告(私)の陳述書提出と尋問
7.一級建築士Ω氏への尋問

○契約上の問題
原告とC建設株式会社との建築請負契約締結に先立ち、C建設株式会社とA氏によるコスト削減謀議がなされた事実が明るみになったこと。

○裁判所勧告による、漏水箇所の応急的補修(C工務店施工)。

○建物住宅部分から、叔母と友人女性が相次ぎ立退き転居(居住不可能に)。

○2x4構造用建材(サーモプライ)製造販売会社の企業責任を問う。

○建築行政の問題

1.違法な設計に基づく建築確認申請が認可されたことについて
2.建築家に対する「賞」の問題

これらについて明らかになった事実、および考察した諸問題を公開予定です。

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