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第1章-4:デンマーク製の長椅子?

外壁デザインにこだわったA氏の態度を明らかに示すもう一つのエピソードがあります。
外観がほぼできつつあった頃、玄関近くの外壁に穴をうがって電気配線をしている設備の方(○△○電気役員)に、いきなりA氏が言ったのです。
「ちょっとちょっと、それは何ですか、その穴は?」
設備の担当者はびっくりした表情で、
「えっ?でも設計図通りにしているだけですが。設計図では、ここに街灯がついていますが。」

A氏「そんなものがあったら、デザインが台無しになってしまう。すぐに塞いでください。そこはポイントですから。そこはメモリアルプレート(エッチング銅版)の場所だから。」

設備担当者「…!△▲▽∵(開いた口が塞がらない)…(穴は塞いだけれど)」
私 「…(設備の方も気の毒に。それにしても設計士の権限はすごいものだ。なにせ、自分の設計図をいとも簡単にひっくり返していくなんて。)…」
現場を目撃してショックでした。

その頃、A氏は立て続けに、インテリア関係の買い物を私に勧めました。ひとつは、待合室の天井から吊り下げるモビール。福岡市の高級家具店で展示中のフランス人の作品ですが、一つが数十万円します。それを「2つくらい買いませんか、安くさせますから。」とのこと。
こちらはすぐに断りました。

次にデンマーク製の待合用長椅子。1セット131万円なりの見積書(ヤ●○ワ株式会社、平成7年11月2日付)が手許に残っています。






A氏によると、素晴らしい建築が完成間近で、この長椅子はインテリアとして必要性の高いものだから何とかして(それも2セット)買えと執拗に勧められました。

しかし、デンマークに発注しても当地へ届くまでに3-4ヶ月を要するとのこと。とても開院予定(平成8年1月11日)に間に合いません。
しかも、その時点では、
A氏デザインになる待合用の椅子が大川市の家具店に発注済でしたから、私は丁重に断ったのですが、A氏にはきわめて不本意だったようです。

Q&A 1:2X4って・・?
Q&A 2:外壁は・・・?
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見積り写真
さらにつづく!
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